保育士が不足する理由

私は保育園児の母親だ。 世間では保育士が不足していると言われているが、一番の理由は働く条件と保育園が求める勤務条件が違う事と感じる。

一般的に言われるのが低賃金だということ。 それから、女性しかほぼ居ない人間関係も原因はある。

それに勝る保育士不足の原因は、保育士の資格を持っているが働かない人がいること。

厚生労働省は、約76万人の潜在保育士がいると発表している。2013年の保育士登録者数は、約119万人にのぼり、うち勤務者数は約43万人。

数字だけを見ると、保育士の数は多いのになぜ働かない人がいるのかという部分にたどり着く。

理由は簡単だ。

保育園は働く人のために提供される施設だ。 ということは、働く人よりも長い時間施設は開いていないと運営はできない。預けたい親よりも先に保育園は開いていないといけないが、子供を持つ保育士はそんなに朝早くから勤務できないというジレンマに行き着く。 帰りの時間も同じである。働く人よりも長い時間施設が開いている必要があるが、子供を持つ保育士は遅くまで勤務することができない。 だから、保育士として働きたいが、条件が合わずに働けないという結果になるのだ。

解決策は簡単だ。

分業すること。

子供が大きくなった保育士や子供がまだいない 保育士が朝の時間や 夕方の時間を担い、日中は子育て中の女性でも働ける環境を作れば良いのだ。そこにお金が注げない国なら未来は良くなる可能性は低いと思う。